タイルの裏側

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みなさんこんにちは。

今回はタイルの裏側のお話を少し。

裏側と言っても裏ネタ的なことではなく、タイルの裏面のお話です。

タイルの裏面には裏足(うらあし)と呼ばれる凹凸があります。

これは接着を良くする働きのために付いていて、外壁に使用するタイルにはほとんど付いているそうです。

小さなタイルをアクセサリーなどにお使い頂いている方からは、「この裏の凹凸が邪魔なのよ!」という声が聞こえてきそうな気が致しますが、壁などに施工する際には大事な要素になりますので、ご勘弁をいただけたらなと思います。笑

タイルにはいろんな形がありますが、裏足がないものもたまにあります。

製作の最初から付いていないものもあれば、古いタイルなどですとタイルの生産過程で金型の溝がなくなってしまいほぼ付いていないなんて事もあったりします。(タイルは金属の型を使ってプレスされて作られているものが多いです。)

形状ごとに裏足の形やデザインも違ったり、メーカーさんによっても色々と工夫をされているようで、同じ正方形のタイルでも違っていたりします。

同じメーカーさんの同じ種類のタイルの裏足のデザインが変わったのを見て、金型を新しくされたのかなぁなんて思う事もここ最近にありました。

また、大胆にも「この裏足のデザインが素敵じゃない!」という事で、この裏面を表に貼ってしまったなんて話を社長か誰かから聞いたような聞いてないような。笑

おまけのあるシンクの裏側。

施工前の裏面を見ることはなかなかないと思ったので、パシャリと撮ってみました!

形ごとに違う裏足の凹凸だったり、釉薬のない裏面でもそれぞれのタイルの生地の色の違いがあるのが面白いですよね。

また、生地の色についてもどこかでお話しできたらなと思います。

それでは、また。

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