みなさんこんにちは!
だんだんと冷え込んできた12月にもなり、「年末大掃除」というビッグイベントがチラつき始めましたね。水回りの宿命ともいえるのが、タイルシンクの目地に溜まった黒ずみや水垢。「一生懸命こすってもなかなか落ちない…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
今回は、タイルシンクの頑固な汚れをいつもよりラクに、そして時短で落とすワザを3つご紹介します。
頑固な汚れの正体は?
目地に入り込む汚れの主な原因は、カビと、水道水の成分が固まった水垢(スケール)です。原因に合わせて、正しい方法でアプローチしましょう!
【プロ技その1】黒カビには「湿布パック」で根こそぎ除去!
カビ汚れには、擦るよりも「漬け置き」が圧倒的に効果的です。
- 準備するもの: 塩素系漂白剤(カビ取り剤)、キッチンペーパー、ラップ。
- パックの仕方: 漂白剤をキッチンペーパーに染み込ませ(液垂れ注意!)、黒ずみが気になる目地に貼り付けます。
- 密封して放置: その上からラップでパックして、漂白剤の成分が逃げないように密封します。
- 放置時間: 30分から1時間ほど放置したら、ラップとペーパーを剥がし、柔らかいスポンジや古歯ブラシを使って流水で成分をしっかり洗い流してください。
⚠️ 注意! 塩素系漂白剤は酸性の洗剤(クエン酸やお酢など)と絶対に混ぜないでください。必ず単独で使用し、換気を十分に行ってください。
▶︎漂白をかけると、しばらくの間はカビも生えにくい状態になるようで、その後のお手入れもラクになるかなと実際に作善堂スタッフも実感をしております!
【プロ技その2】白っぽい水垢には「酸の力」で溶かし出す!
シンクのフチやタイルの表面にこびりついた白っぽいリング状の汚れは、アルカリ性の水垢(ミネラル)です。
- 準備するもの: クエン酸スプレー(水100mlに対しクエン酸小さじ1/2を混ぜたもの)、またはお酢。
- スプレーしてパック: 水垢が気になる箇所にクエン酸水をたっぷりスプレーし、ここでもキッチンペーパーとラップでパックします。
- 放置と洗い流し: 30分ほど放置後、古歯ブラシやスポンジの柔らかい面で軽く擦ると、水垢が分解されて簡単に落ちます。
▶︎クエン酸は水垢に最適なので、お湯のポットの掃除にも使えます!
【プロ技その3】普段使いは「中性洗剤と古歯ブラシ」で予防!
日々の簡単なお手入れを欠かさないことが、大掃除を楽にする最大の裏ワザです。
- 古歯ブラシの活用: 目地という小さな溝には、古くなり柔らかくなった歯ブラシが最適です。中性洗剤(食器用洗剤など)を付けて優しく擦るだけで、汚れが固着する前に除去できます。
▶︎タイルの表面に傷が付くと、そこに汚れが付着しやすくなります。柔らかい素材の掃除道具で優しく日々のお手入れをおこなってくださいね。
掃除の後は「魔法の一拭き」でキレイをキープ!
せっかくキレイになったタイルシンク。この状態を維持するために、誰にでもできるシンプルな習慣を取り入れましょう!
- 最後の水滴を残さない!:シンクの使用後や掃除の最後に、マイクロファイバークロスなどの柔らかい布でシンク全体をサッと拭き上げ、水滴を残さないようにする「魔法の一拭き」がポイントです。水滴が残らなければ、水垢やカビの原因が激減します。
これらのワザと「魔法の一拭き」を活用して、タイルシンクをピカピカにして、気持ちよく新年を迎える準備をしましょう!
それでは、また。

